就職と同時に、アパートを借りた私ですが、部屋は北向きで、契約更新までの2年間、カビと湿気に悩まされました。
北向きに懲りて、次たに借りたのはマンションの西向きの部屋。夏の休日に家に居ると強烈な西日にさらされ、平日は仕事から帰ってくると、部屋の中が息苦しいほど暑くなっており、熱中症のような症状が起きたことも…。当時は1970年代で、新米会社員の私は贅沢品のエアコンには手が届きませんでした。
新婚時代は東向きの部屋を借りました。夏は早朝4時過ぎから目も開けられないほど眩しい朝日が差し込み、遮光カーテンが必要でした。一方、冬は午前中しか日が入りません。暖房代がばかになりませんでした。
現在のマンションは南向きに居間とバルコニーがあり、北に玄関と子ども部屋がありますが、夏は子ども部屋の窓を開けると、南北に風が通ってエアコンも不要なほど。
また、南向きの部屋は丸1日明るく、冬などは夕方まで暖房いらずの日もあり、バルコニーでは洗濯物もよく乾きます。
生活にはさまざまな場面がありますが、家の窓の向きは採光・通風面でも重要ですから、しっかりチェックされることをおすすめします。